リストを使ったプログラムのつくり方
スクラッチのリストを使ったプログラムで遊ぼう
リストってなに?
- スクラッチに限らずどのプログラミング言語にもよく登場する、“変数"は知っていますか? 変数は、数字や文字列などデータを入れる箱のような役割です。
- 1つのデータを入れるだけなら“変数"を使いますが、同時に似ているデータをいくつも入れる場合は"変数"ではなく“リスト"を使います。(プログラミング言語によって、配列と呼ぶこともあります)
- 例えば、以下は「文字列」という名前のリストを作り、そこに「りんご」、「みかん」、「いちご」、「メロン」の4個のデータを入れてみました。こんな風に変数と違って、いくつものデータを入れることができるよ。
リストを作る
- [データ] → [リストを作る]を選び、新しいリストを作ることができます。作ったばかりのリストは空っぽで、データは1つも入っていません。リストの作成は、名前を指定するだけです。
リストにデータを入れる
- リストにデータを入れるためのプログラムを紹介します。
- ポイントは下記の3つです!
- くり返しを使うこと(以下の場合は"10回のくり返し")
- ループ変数を準備してくり返しの度に1ずつ加算すること(以下の場合はループ変数用に"カウント"を作っています)
- ループ変数を使って、リストの何番目かを指定してデータを入れます。
- 以下はリスト"文字列"に、10個の英単語を入れるためのプログラムです。
- 分かるかな? 上記の方法で、リスト"文字列"のカウント番目(1~10までの順番)にキーボードから入力した文字列を入れることができます。
- プログラムを実行すると、こんな感じになります↓
リストのデータを表示する
- リスト"文字列"から何番目のデータか指定して、リストに入れたデータを取り出します。
- 以下は、リストから10回、ランダムにデータを取り出すサンプルプログラムです。
リストのデータを消す
- リストからデータを消す方法を紹介します。
- 以下は、リストの先頭に入っているデータを、10回くり返し削除するプログラムです。
- “0のキー"を押されたときに、リストのデータを全て消すことが目的です。
リストを使ったプログラムで遊ぶ!
- 最後にリストを使ったプログラムで遊ぶ様子をご紹介しますね。
- 先に前の動画でご紹介した通り、10件の英単語を入力して、リストに入れています。
- 次の動画では、10件の英単語がランダムに表示されるので、それを一致するようにキーボードで入力して、10件達成するまでのタイムを表示するゲームです。
- キーボードから入力したデータとリストから取り出したデータをどうやってチェックするかはぜひ自分で考えてみてください。
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