Pythonがしっかり学べる入門書『実践力を身につける Pythonの教科書』

2021年3月11日Python,プログラミング

Pythonがしっかり学べる入門書

『実践力を身につける Pythonの教科書』

  • 今日は、僕がお勧めするプログラミング言語 Python(パイソン)の入門書の一つをご紹介します。マイナビ出版から発行されている『実践力を身につける Pythonの教科書』です。
  • 一言で言うと、”プログラミング初学者の方が楽しく優しく学べる”本だと思います。
  • 具体的には、プログラミングの基礎を押さえつつ、Pythonのテクニックがしっかり載っています。説明が丁寧であり(かつ過剰ではない)、プログラミングを学ぶ学生や初学者に適していると思います。Python以外のプログラミング経験者もPythonならではの表現やライブラリの理解がきちんと学べると思いました。また、基礎部分だけでなく、後半の実践部分も見どころ満載でやってみたいなとわくわくする内容ですね。定価¥2,786もリーズナブルだと思います。目次は、以下Amazonの商品ページで、ご確認ください。
  • マイナビ出版の一番の特徴は、Pythonのデスクトップアプリ開発とWebアプリの基礎が学べることです。プログラミング学習を飽きさせない方法として、オリジナル作品の製作に熱中することにあります。特にデスクトップアプリの解説があるPythonの入門書は多くはないと思います。マイナビの場合、Pythonに標準で組み込まれているtkinterモジュールを使った説明とサンプルに注力しています。
  • この本の著者(クジラ飛行机さん)が同じくマイナビのウェブで『ゼロからはじめるPythonシリーズ』を連載されており、tkinterモジュールを使ったゲームプログラミングを解説されています。僕は個人的に、tkinterモジュールの正確な情報とサンプルは貴重だと思っているため、大変助けられています。-ゲームで覚えるPythonプログラミング – Tkinterで始めよう
  • 後半の実践部分では、Webアプリの開発や機械学習についても解説とサンプルがあります。Webアプリの開発は、Pythonに標準で組み込まれている簡易Webサーバーを使っています。機械学習は手書き数字を判別するプログラムなど流行りの技術に触れることができます。これだけではWebアプリの開発は不十分だと思いますし、機械学習など最新のライブラリではないかもしれません。しかし、初学者がPythonの醍醐味であるトレンド技術に触れ雰囲気を掴むには十分であり、Pythonの実践的な使い方がイメージでき良いと思いました。

 

基礎から実践までカバー

  • 先ずは、公式のPythonのインストールから始ります。Windows, Macを使った場合、それぞれの説明があります。Macの場合、標準で組み込まれているライブラリのバージョンだとIDLEが文字化けしますが、その問題に対する解説もあります。
  • Macを使った時のIDLE文字化けについては、以下の投稿をご覧ください。

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  • 以下はtkinterモジュールを使った解説です。Pythonの良い所は、テキストベースだけでなく、デスクトップアプリも手軽に作れること。プログラムの実行結果がグラフィカルになっただけで、本格的な感じがしますね。

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  • 以下はインターネットから為替レートを取得する解説です。流行りのビックデータにも応用できるかもしれません!
  • できることが増えると…こんなプログラムもできるかな。あんなことにも使えるなーと、イメージが膨らみます!!

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  • 実践的なサンプルが多いため、読んでいるとワクワク試したくなることばかりです! ぜひ、一度手にとって読んでみてください。
  • プログラミングの初心者も、経験者も、この機会に新しい言語に挑戦してみませんか? 初めてプログラムが動いた時の感動を味わいましょう。

 

参考資料

  • プログラミング教室でPythonを教える時に利用した参考書を紹介します。